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めんたいこの卵のサイズ

めんたいこの卵のサイズの違いについてご説明します。

助惣鱈(すけそうだら)・めんたいこの卵には実は大小あることはご存じない方が多いことでしょう。よ〜く考えれば、卵には大きさがあっても当然ですよね。そこで色々なサイズの卵についてご説明します。

なぜ卵のサイズは異なっているのでしょうか。

親年齢が関係している

親が大きいと卵も大きいということです。4年で成魚といわれるのがすけそうだらです。現在では2年魚でも卵を持つことができるようになっています。でも実際には14〜15年魚もいるとか。

このように卵をもつまで親年齢は様々と言うことです。魚体は年ごとに大きくなり、8年魚以上のものは卵だけで600〜1kg近くになるそうです。

成熟度が関係している

成長とともに大きさも変化するということです。

これはなんとなく分かりますよね。すけそうだらの卵だって時間がたてば、つまり成熟するにつれて次第に大きくなるということです。その際、卵巣内の卵粒子も大きくなるし、水分が増え排卵に備えるからです。

卵の中の粒が未発達の卵を「ガム子」といいます。

卵が発達し粒子感のある食感となる卵を「真子」といいます。

卵巣の中の水分が増え始め、この水分がポツポツと目のように 見える卵を「目付」といいます。

排卵できるよう、十分水分が増えた状態の卵を「水子」といいます。

さらに産卵が進むと、最後には卵巣の皮だけの状態となる卵を「皮子」といいます。

資源が関係している

乱獲で漁獲量が減ると大きくなる前に獲られ小さくなるということです。

 

産地が関係している

育つ環境(餌や海水温)で卵の大きさも違うということです。